早稲田大学テトリス研究会(ワセテト)のブログ・。・

テトリスサークルを作る簡単な方法

 

 ※ この記事はテトリス Advent Calendar 2017 - Adventarへの寄稿したものです。

 

 

まずは一部分でもこの映像をご覧ください。

 

 

世界一プレイヤーの多いオンライン対戦ゲームLeague of Legendsの世界大会の模様です。

いかがでしょうか? 「よく知ってるよ」という風に思う方もいれば、「ゲームでこんなに盛り上がるんだ」という風に感じる方もいるかもしれません。

 

では、次にこちらをご覧ください。

 

 

おそらく対戦テトリス界において最も有名な動画なのではないかと思います。

現在はサービスが終了してしまったテトリスオンラインの映像ですが、これはもちろんTASやAIのプレイ動画ではなく、人間がプレイしている映像です。

 

まずは、この映像で少しでも心が動いたら記事の拡散をお願いします。

 

では本題に入りましょう。

今回はなぜ私が早稲田大学テトリス研究会を立ち上げたかというお話です。

 

始めのきっかけは、大したものではありませんでした。

 

高校のころ「大学に入ったらテトリスサークルに入ろう」という気持ちでいたのですが、なかったんです。テトリスサークルが大学に。

私は情弱なので、どこにでもある普通のサークルだと思っていたんですね。

 

まあ仕方ないので別のサークルに入るわけです。

そこは、まだできて2年目の非常に若いサークルでした。サークルの生い立ちなども知りました。

おかげで「早稲田のサークルは自称するだけで成立する」、「早稲田祭は紙を10枚くらい書けば出られる」ということを知れました。これはラッキー!

 

ということでなんとなく作ったサークルだったのですが、自分の中では「テトリスで遊ぶことよりも、大会を開くことがサークルの意義」という風に漠然と考えていました。

 

つまりこれが、私がサークルを作った理由です。以上最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

まだ終わりません!

 

なんとなくで始まったサークルですが、ある時どうして私があくまで大会の開催にこだわるのかに気づきました。

 

日本eスポーツ学生選手権のテトリス部門運営の打診です。

そこで私は初めてeスポーツの世界について知りました。

海外では多額の賞金を懸けて大会が行われていること、日本ではeスポーツの普及が遅れていることなど。

 

「ああ、そうか私は上級プレイヤーたちがガチで名誉をかけて戦うのが見たいんだ」

 

そう自覚をしました。

札束で殴るゲームや、時間をかけて大切に育てたキャラで戦うゲームも、よさはもちろんあります。

でも、プレイヤー自身が成長し、自分の腕だけで、勝つ。相手を打ち負かす。それに命を燃やす。そういう世界が見たかったんだと。

 

 

今思えば冒頭に挙げた映像のようなものをもっとたくさん見たかった。自分で作りたかった。

そういうところがこのサークルを立ち上げた理由だったんだと思います。

 

 

本題はここまでですが、皆さんに本当に伝えたいことはここからです。

(テトリスサークルを立ち上げた経緯なんてそんなに面白いもんでもないですから……)

 

最初のテトリスの映像を見て、「あんなの自分には無理だ」と感じる方もいるでしょう。

あのような映像に感化されて一生懸命努力し、あのレベルにたどり着いた方はたくさんいますが、私は努力家ではないのでああなるのは難しいと感じました。

しかし、「無理だ」と感じるのは、それだけ「すごいことが起こっている」と感じている証拠ではないですか?

 

魅力とまではいかないかもしれませんが、それでも「目の前ですごいことが起こっているぞ」という気持ちになれるのであれば、それはもうeスポーツ観戦に興味を持ち始めているということです。

最初の映像に映っていた観客と一緒です。

 

そこで、皆さんにお願いです。

対戦テトリス界隈は人材が足りません。コミュニティが小さいです。

コミュニティが大きければ大きいほどできることは多くなります。

なので、ぜひテトリスを広げるお手伝いをして欲しいのです。

 

何をすればいいかといえば、このような記事を拡散するだけでいいです。

テトリスやそれ以外のeスポーツの動画を見たり拡散したりするのもいいでしょう。

(すでにテトリスに深く携わっている方はいつもありがとうございます。)

 

コミュニティが大きければ大きいほど自然と意欲のある人も集まります。

その中から大会・交流会を積極的に開く人が増えたり、実況をする人が増えたりすることが私の願いです。

 

「ハイレベルな対戦テトリスの試合をもっと見たい」という気持ちを共有できる方が増えることを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

<せふ>